小規模農業と電子工作の可能性は無限大

僕は3000平米の農家です。3000平米というと農家としてはめちゃくちゃ小規模です。3000平米がどれくらいかというと、あべのキューズモールのユニクロくらいの大きさらしい。全然わかりませんね。冗談はさておき、3000平米は50m×60mと想像してもらえればなんとなくイメージがつくと思います。


僕くらいの小規模農業だと、トラクターか耕運機を1台もって、それ以外はほとんど手作業…みたいなパターンが多いです。なぜほとんどが手作業かというと理由は単純で、栽培面積が小さくて機械を導入しても投資額の元を取ることができないからです。

今日蒔いたレタスたち

今の時期は、苗の温度管理や水の管理がとても大切です。自動換気システムを導入していればそれほど大変でもないのですが、導入していないと気温の変化に合わせてハウスやトンネルのビニールをまくったり閉じたりするという作業が必要になってきます。


突然の晴れ間にビニールをまくるタイミングが遅れると苗を焼いてしまい枯らしてしまいます。そうなってしまうと、それまで育ててきた苦労が水の泡になってしまいます。そのため、自動で換気できないハウスを使っている農家さんは、この時期から5月くらいまでとてもピリピリしています。


換気の自動化は、メーカー製のものを買うととても高くついてしまいます。そのため、小規模農業者はよほど順調に経営が回っていない限り、ハウスの温度管理を自動化できません。が、自分で電子工作をすると、それほど大きな投資をしなくても自動換気システムを導入できます。温度管理は人間よりも確実に機械のほうが得意です。絶対に機械に任せたほうがいいと僕は思います。


僕が電子工作で自動化をはじめたのは、経済的理由で自動化できない小規模農家の大変さを軽減して、農業をもっと楽しいものにするためです。農家だって休日はどこかへでかけたいはず。でも、苗の管理があるから我慢…というのは、今の時代ナンセンス。ちょっと勉強して自動化すればいいのです。しょぼい電子工作で救われる農家はたくさんいるはず。

電子工作は難しいイメージがあると思いますが、オームの法則を全然わすれていた僕でもできました。技術の進歩でどんどん簡単になってるんですよね。


電子工作だけを学ぼうと思っても、作りたいものがなくて飽きたなんてケースがよくあります。ですが、農業に利用する前提で考えていれば「こうしたい!」が先にできるので、そこへ向けて必要な技術を学んでいくだけになります。農業をやっていることで、電子工作を飽きずに続けられるわけです。


まだまだ能登は雪が降っているので、本格的な農作業の開始はまだ先。ブログに書く畑のことも少ないので、明日からは僕がどんな感じで自動化をしているのか…について簡単に解説していこうと思います。

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