top of page

ピーマンは縦に切ろうぜという話

ピーマンはお好きでしょうか?僕はそこそこ好きです。ちなみに妻は大好物です。ピーマンの炒めものにもスープにもあうし使い勝手がいいですよね。


ところで、ピーマンを調理するとき、どうやって切ってますか?輪切り?縦切り?



どっちでも良さそうなものなんですが実はピーマンの細胞は縦に並んでいるので、輪切りにしてしまうと細胞を壊してしまうんですよね。


細胞が壊れてしまうと、そこから栄養素が抜けてしまいます。なので、ピーマンの栄養素をできるだけ逃したくないのであれば、縦切りにするのがおすすめです。チンジャオロースみたいに。


細胞が壊れた際に出ていく栄養素は主にポリフェノールとピラジンというもの。ポリフェノールは毒素排出や高血圧予防効果があり、ピラジンは血液をサラサラにする効果があるのが特徴です。


話がこじれますが、細胞を壊す輪切りがすべてにおいてダメかというとそうでもないです。ポリフェノールとピラジンはピーマンの苦味の主成分です。そのため、ピーマンの苦味がニガテなら、輪切りにして細胞を壊せば若干、苦味が抑えられるからです。ピーマンの苦味がニガテな方は試してみてください。



ちなみに、ピーマンはタネやワタに栄養が集中しています。ピーマンの栄養を最大化するには、タネやワタごと縦切りにして食べるのがベスト。


加熱すると壊れることで有名なビタミンCも、ピーマンの場合、加熱してもビタミンPがビタミンCを守ってくれるので加熱はあまり気にしなくて大丈夫です。


夏真っ盛り。ピーマンやナスの入った野菜セットを販売しておりますので、この記事が参考になったという方はぜひ購入ください。

bottom of page