私、先日熱中症になりまして、3日ほどほぼほぼ動けない状態にありました。いやー、実に辛い状況でした。熱中症になったのを振り返って、反省点とかを熱中症になったことがない人にお伝えしたいと思います。
まず、7/15に趣味のテンカラ釣り(渓流釣り)へ出掛けました。25:30に起床して車で山へ、4:30ごろに現地についてそのまま藪を漕いで川へ入って、そのまま15:00ごろまでノンストップで山を登り下りしながら釣りをしました。山の川なので、基本的にゴロゴロした大きな岩が多く、川の両端は切り立った崖になっており谷の中で釣りをします。これが結構ハード。
このとき、午前中は寒かったんですよね。ほとんど水分補給しないまま釣りをしてました。午後になって山を下る際に結構暑くなってきていて、何度かちょろちょろと水を飲みました。途中、川から距離がある場所に出て、そこでやたらと「喉乾いたな〜」と思ってたんです。
荷物の軽量化のために水は持ち歩かず、携帯浄水器のみという状態だったんで「次河原にでたら水を汲もう」って思ってたんです。そんなに時間もかからない状況だったんですが、この状況が良くなかったらしく、しばらく歩いて藪をまたいだ瞬間にハムストリングや大腿四頭筋が強烈に痙攣したんですよね。
「いてー」と思ったんですが、これは疲労によるものだと思ってあまりその時は気にとめませんでした。それから5分ほど経ってようやく河原に出たので水分補給。結構一気に水を飲みました。しばらくすると痙攣はおさまりました。それからまた山を下り1時間ほど、ようやく車に戻り帰路につきました。
車に乗るとやたらと喉が渇くんですよね。なんかおかしいな〜と車を走らせつつ、麓のコンビニまで車で1時間。いつも寄るローソンへと入りました。
「スポーツドリンクが飲みたい」と思い棚をみていると、「経口補水液」が売っているのが目に入りました。普段気にもとめないのに「これだ!」と迷わず買ってしまいました。よっぽど身体が乾いてたんでしょうね。
家についてもなんだか目が乾いてるような気がしているし、身体の火照りが強くて違和感バリバリでした。疲れていたので爆睡…だったんですが、翌朝、異常なくらい水を飲みました。身体はとてもダルかったです。

その次の日は午前中に畑仕事をして、午後からは買い出し。この日は火照りと疲労感はあったものの、とくに何もありませんでした。
さらにその次の日。僕は朝、コーヒーを飲むのが日課なんですが、その日はどうも気持ち悪くて飲めない状態でした。ただ、朝食は食べられたので草刈りをして資材散布する予定で畑へ。まだ7:00ごろでそこまで日ものぼりきっていなかったんですが、強めの頭痛と軽い吐き気みたいなものがあり、「あれ?これやばいやつじゃ?」と思って、休むことに。
氷枕で冷やして、クーラーをつけても火照った感じが取れず、ボーっとした感じでした。「一日休めば大丈夫」と思い込んでいたのですが、休んだ翌日も調子が悪く、起き上がれず、ずーっと寝ている状態に…。しかも頭痛が酷くなってくるおまけ付き。
結局、午後から病院に行って、点滴を打ってもらい帰ってきました。点滴を打つと点滴で身体が冷やされるのか一気に火照りが引いてきました。医者からは「血液検査で水分量も回復してきてるのがわかったから頭痛薬だけ出しとくね、2〜3日は調子が戻らないかも」と言われましたが、その通り2日は身体のだるさが取れませんでした。
後々気がついたんですが、強烈な頭痛は、コーヒーを急に飲まなくなったことが原因だったようです。カフェインを常に摂っている人は、急にカフェインを断つと離脱症状で頭痛がでるらしく、以前にも似たようなことがあったので、これも要因の一つだなと感じました。普段、コーヒー飲み過ぎなんですよね。
今回僕がなった熱中症は、急性的な熱中症ではなく、じわじわと症状がでるパターンでしたが、あのとき無理してひとりで畑仕事をしなくてよかったなと思っています。暑さには強いタイプで、20代半ばにはロードレース(自転車レース)を趣味にしてたぐらい、汗をかくのに慣れていましたが、寝不足や疲労が重なると簡単に熱中症になるのだなと…
あと電解質となる塩分の補給も大事だそうで、汗をかく場合はかなり濃い目の塩分をとっても大丈夫なようです。水だけ補給してもあまり良くないらしいので、塩分も合わせて摂るほうがよさそうですね。
・寝不足のとき
・疲労がたまっているとき
は、かなり注意しないといけないなと思った一週間でした。農作業や外仕事をされる方はくれぐれも体調第一でお仕事されてください。健康的に生きてるだけで丸儲けです。